カテゴリー: 携帯電話 料金プラン

キッズのはじめてスマホ

今回は「はじめてスマホ」について、様々な視点からスマホや携帯会社を紹介したいと思います!

はじめてスマホはいつから?

みなさまは子どもに何歳からスマホを持たせるのが妥当だと思いますか?
スマホの所有率(子が専用で所有している)は、小学生高学年で+4の上昇し、37%と過去最高だったそうです。
小学6年生では半数以上はスマホを所持しているというデータでした。

NTTドコモ モバイル社会研究所「小学生高学年でスマホ所有率37%(前年比+4)過去最高を更新」

子どもを持つ身としては「予算はそんなに割けないけれど、安全な世の中ではないから持たせたい」と思って過ごしてきました。キッズケータイでもいいけれど、本体価格もそこそこするので、いっそのことスマホの方がいいのではとも思っていました。こちらがやり取りのメインがLINEになっていること、キッズケータイはSMSしかできないことなどもスマホデビューのきっかけとなりました。

では、スマホにするのに

・どんなスマホ
・どこの会社
・どんな契約

という問題に直面しました。

ギガはどのくらい使う?

パケットをどのくらいで契約するか、も大事なポイントです。

株式会社MM総研調べ「スマートフォンの月間モバイルデータ通信量(GB)」

これはモバイル通信のみのデータになります。
年齢別ではないですが、大体の人が5GB未満で足りていることがわかります。
大容量については、高校生や大学生、20代〜30代の会社員(外出先でのスマホ操作多い世代)が多いように思います。また、お仕事で使われてる方もいるでしょう。
子どもについては、小学生であれば1〜3GB、中学生以上は周りの使用状況など、状況に応じてでいいように感じました。
中学生以上になると制限がかかってお友達との連絡などで、トラブルになる可能性があると思いますので、様子を見つつ検討していくのがいいと思います。

安全性

親が1番心配するところだと思います。
AndroidでもiPhoneでもそれぞれにフィルタリングがついていて

◼️勝手にアプリを入手できない
◼️課金できない
◼️位置情報の確認

などは可能です。
設定することによってお子様が安全にスマホを使うことができます。

また、キャリア(携帯会社)のオプションサービスでもつけることができるので併せて検討するのがいいと思います。

余談ですが…
個人的には、「LINEトラブル」の話をよく聞くので、とても心配していました。
解決法はPCもしくはタブレットに子どものLINEのアカウントを入れてチェックすることでした。
もちろん本人(子ども)にも説明をしましたし、自分で判断ができる年齢になったら消すことを約束しました。
過剰だと思われるかもしれませんが、顔の見えないやり取りは感情が伝わりにくいですし、誤解を生むこともあると思います。なので、最初は家族や親戚以外には友だち追加せず、やり取りをしていく中で、「こう返したら、こう感じちゃうよ」などをやっていました。
スマホネイティブ世代だからこそ人とのコミニュケーションは慎重にやっていきたいと思いました。

AndroidかiPhoneか

選ぶポイントは…

価格帯
親のOS
周りのお友達のOS

iPhoneがおすすめな方

◼️親(ご自身)がiPhoneでAndroidの操作が苦手な方
◼️周りのお友達がiPhoneが多く、一緒がいい方
◼️ケースなどが豊富な方がいい方
◼️迷ったらiPhoneにしておけばいい!
◼️(親の)お下がりのiPhoneを使う方
◼️アプリをある程度安心して入手したい方

Androidがおすすめな方

◼️安い価格帯の端末が希望の方
◼️スペックがきちんと選べる方
◼️親(ご自身)がAndroidの方

iPhoneはアプリの提供に一定の審査基準があるそうなので、子どものアプリ入手も安心かもしれないですね。
一方で、やはり価格帯としてある程度の金額は覚悟する必要があります。
子どもの場合、落下等で破損の可能性もありますので、心配なところではあります。
端末価格で選ぶとすればAndroidの方が幅があるので、予算に合った端末が選べます。
大手キャリアで端末を購入すれば「補償」がオプションでつけられるメリットがあります。
ただ、ランニングコストは絶対的に上がってきますので、悩みどころですね。
周りを見ると、すごく丈夫なケースをつけている子どもも多く見られました。

※親御さんがAndroidの場合、お子さんのスマホをiPhoneにすると扱いにくいので、Androidを強くおすすめします!

iPhoneだとこんな感じのケースを付けている子もいました!

おすすめ格安キャリア

TONEモバイルOCNモバイルLIBMONUROモバイル
端末購入(iPhone)
端末購入(Android)
小容量
大容量×
ほぼ電話のみ××

TONEモバイル

こちらは「スマホデビュー」のために作られたプランと言っても過言ではありません!
1GBのみの1プランで、足りなくなった時はチケットを購入する仕組みです。
動画以外のパケットはカウントされないので、調べ物などは自由にできます。
また、スマホの設定が苦手な親御さんでも安心のフィルタリングがついています。
小学校低学年や中学年くらいのお子様にはちょうどいいかもしれません。

OCNモバイルONE

最小容量500MBの契約なので、通話がメインのお子様にピッタリ
もちろん3GBや10GBのプランなどもあります。
回線契約と同時にiPhoneも買えるのは魅力的ですね。

OCNの詳しい内容はこちら

LIBMO

こちらは大容量特化型です。
20GBで1,810円と格安の中でも特に安いプランです。
選べるスマホも割と多いので、それもメリットかもしれないです!

LIBMOの詳しい内容はこちら

NUROモバイル

プランが豊富で、何より回線キャリアが選べるのが魅力です。
通常格安スマホはdocomo回線がほとんどですが、NUROモバイルはau、SoftBankも選べます
またキャンペーンもやっているので、うまく使ってスマホの購入に当ててもいいですね。

NUROモバイルの詳しい内容はこちら

おすすめ大手キャリア

オンラインプラン

ahamoLINEMOpovo
端末購入(iPhone)
端末購入(Android)
小容量×
大容量
ほぼ電話のみ×

※ahamoとpovoはそれぞれ「docomoオンラインショップ」「auオンラインショップ」での端末購入になります。

ahamo

20GB+5分通話無料」のプラン(さらに大容量プラン)のみなので大容量プランで契約を考えている方にはいいですね。
メリットとしては、

・有料ですがドコモショップで対応してもらえる
・端末購入で補償に加入できる
・ドコモの家族回線にカウント対象(家族間通話対象外)

ahamoの詳しい内容はこちら

LINEMO

LINEで通話するから5分通話オプションが不要という場合はahamoより安く使えます。
また、端末は別で用意する必要があるので、注意が必要です。

LINEMOの詳しい内容はこちら

povo

実はランニングコストが抑えられるキャリアです。
ただ「上級者向け」という感じがします。
毎月(もしくは数日おき)など頻繁にトッピングをする必要があります。
通話メインであれば「データ通信は家だけ」にして、5分かけ放題のみのトッピングも可能です。
ただ、データ通信がないとGPS検索など親が管理をする上で設定等必要な場合もあるので注意。

povoの詳しい内容はこちら

3社比較はこちら

学割

各社スマホデビュープランが登場していますが、au以外は小容量プランも選べるようになりました。
端末割引もあるので、親御さんが3大キャリアを使っている場合はありだと思います。
ただ、どのプランも1年で終了する割引があるので注意が必要です。
割引終了後の金額だけを比較すると、やはり高い印象は受けてしまいます。
例えば、「お父さんとお母さんがドコモで、新規でドコモでスマホデビュー」の場合は、子どものスマホは家族割適用外ですが、両親は500円/月ずつ割引額がアップします。また、家族間通話は無料なので、音声通話をする家庭では他社(格安など)で通話オプションに加入する金額を比べる必要がありそうですね!

各社のプランはこちら

サブブランド

Y!mobile
UQmobile

家族割や光セット割で安くなるので家族で変える、もしくは親(ご自身)が利用中の場合はいいと思います。
大手キャリアと格安のいいとこどりで、「安く使える」「実店舗がある」「端末購入もできる」というメリットがあります。ただ、単独だと割高になり傾向があるので、注意が必要です。
親が大手キャリア(SoftBankもしくはau)で光がついている状態であれば割引が適用されるので、それもありだと思います!

Y!mobileの詳しい内容はこちら
UQmobileの詳しい内容はこちら

2社比較はこちら

NGだと思った会社

パケット

SoftBank
au

これはあくまで個人的に子どもに持たせる上でNGだと感じた会社です。
理由は簡単でSoftBankの「ミニフィット」、auの「スマホミニプラン」どちらもパケット制限がかけられなかったからです。
スマホを買ったものの使いすぎも良くないと思ったことと、料金の変動があるのがネックでNGとしました。
Androidスマホであれば機種自体に設定を入れることは可能ですが、スマホネイティブな世代にはすぐ突破されそうという懸念もありました。
またiPhoneにする場合、全く制限がかけられないので、スマホが決まっていない段階でしたが、NGとしました。
ちなみにdocomoはパケット上限設定が入れられるので安心ですよ。

もちろん大容量プランを検討されている方は検討してもいいと思います!

料金

SoftBank
au
docomo

また、料金的にも大手キャリアは支出が大きいとは感じていました。
家族割やネットとのセット割を使っても、「連絡手段に支払う金額?」と感じてしまいました。
ただメリットとして親と同じキャリアであれば通話料金がかからないということもあります。
例えば子どもに3GBで契約しようとすると各社3,000円近くはかかってしまうと思います。
できればもう少し抑えたい!
そう思ってしまいました。

大手キャリアで購入し、補償をつけることを前提に検討するのは全然いいと思います。
あくまで通信料金で見た場合のみです!

結局どこにしたらいいの?

格安スマホオンラインプランサブブランド3大キャリア
店舗△(会社により)×
初期設定必要必要不要(店舗にて)不要(店舗にて)
端末△(会社により)△(会社により)
料金安いやや安いやや高い高い
最低利用期間なしなしなしあり
決済クレカのみクレカのみクレカ/口座振替クレカ/口座振替

正直なところ「親(ご自身)の契約状況による」これに尽きると思います。
また、「安い=自分で契約・設定」が必要になります。
詳しくない、苦手な方は店舗があるサブブランドかキャリアを選びましょう。
紹介した格安キャリア以外でも会社はたくさんありますが、聞いたことのある「有名な会社」にしましょう。
理由としては、解約しようと思った時に解約の仕方が分かりにくい会社もあります。
また、サポートがメールしかなくFQAも少ししかない、などの会社もたくさんあります。
まず大手であればサポートがちゃんとしているところも多いので安心して使えるかと思います。