ANKER-前編-
家電量販店などのスマホアクセサリーコーナーで、空色の下地に白抜き文字で「Anker」というロゴを目にしたことはないだろうか?
Ankerは日本だけでも年間200億円の売り上げを超える、モバイルバッテリーやスマホ充電器を中心とした開発と販売を、世界100カ国以上で展開する会社である。見たことはあるけど詳しくは知らない。
そんなAnkerの話をしていこう。
今回はスタッフのwakaが解説していきます!
製品・製造
主力商品は上述の通り、スマホ用のモバイルバッテリーや充電器が主力商品である。
現在では他にも様々な製品を販売しており、例を挙げると……
・Bluetoothスピーカー、スマートスピーカーや会議用スピーカー
・ワイヤレスイヤホンやヘッドホン
・プロジェクター
・ロボット掃除機やセキュリティカメラなどのスマートホーム家電
・ロボットじゃないスティック掃除機
などなど。

魅力・モットー
それでは家電量販店に専門のコーナーが設けられるほどのAnkerの魅力はなんなのだろうか?
個人的に感じるのは、商品の改善の早さにあるように思います。
Ankerは、ユーザーレビューの吸い上げにかなりの力を入れている。
そもそもの事業の源流が、創業者ヤン氏が消費者として抱いていた違和感からでした。
当時のノートパソコンのバッテリーといえば、粗悪品のノンブランド製品か、高価な純正品しかなかったのです。
その消費者としての感覚を大事にしつつ、そうなってしまっている理由を分析し続けた結果、品質と価格の両立につながります。
そうした社風は今も息づいており、押しも押されぬ大企業へと成長したというわけです。
『ユーザーにとって100%の完璧なものは作れない。あらゆるメーカーが改善を繰り返して、99%のものは提供できている。その中、Ankerグループは99.9%を目指す。この0.9%の差が、価格競争に陥らず、ブランドの差につながっていく』
アンカージャパンの取締役CCO猿渡歩氏はこう語る。
0.9%の差をどうやって作るのか。
Ankerは奇をてらうことはしない。
充電器であれば、他社よりも早く、他社よりも大容量を、他社よりも同時に充電できる。
そのための製品の研究開発を行う、いわば愚直な製品開発が魅力だ。
昨年、2022年末、AnkerはGaNPrimeシリーズという充電器シリーズが発表・発売されている。
今まで他社ではありえなかった『同時急速充電』が行えるシリーズである。

まとめ
前編ではAnkerの概要について簡単に触れてきた。
後編では実際に使用しているAnkerのガジェットや、筆者が欲しいと思っているAnker製品についてご紹介していきたいと思うので、更新をお待ちいただきたい。
後編の記事はこちら
