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急速充電ってなに?

家電量販店や携帯ショップでもよく見る「急速充電」ですが、実際なにが違うでしょうか。
わからない方も多いのではないのでしょうか。
わかりやすく解説していきたいと思います!
おすすめの急速充電器も紹介しますので、参考にしていただければと思います。

急速充電器の選び方

スマートフォンの充電に必要不可欠な急速充電器。適切な急速充電器の選び方について紹介します。
まず、急速充電器の規格についてです。現在一般的に使われている規格は下記の二つになります。

USB Power Delivery(USB PD)
USBの規格の1つであり、USB Type-Cコネクタを使用した充電に対応した仕様です。
USB PDでは最大100Wまでの出力に対応しており、スマートフォンやタブレットだけでなく、ノートパソコンやモニター、スピーカーなどの大容量の機器の充電にも利用されています。
USB PDは、急速充電が可能なだけでなく、USB Type-Cコネクタの利便性もあって、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの充電に広く利用されています。

Quick Charge(QC)
Qualcomm Technologiesが開発した急速充電技術の1つで、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの充電時間を短縮することができます。
QCは、Quick Charge 1からQuick Charge 5まで、複数のバージョンがあります。
なるべく最新の物を選んでおけば間違いないでしょう。

どちらの規格においても、スマートフォン・タブレットなどのデバイスに対応した充電器を使用することが必要です。
これはスマートフォンの説明書などに記載されています。

選ぶときに注目すべきは急速充電器のワット数です。
ワット数は、充電器が出力する電力の大きさを示します。
一般的に、スマートフォンは10W〜20W程度タブレットは20W〜30W程度の急速充電器が適しています。
基本的には充電器側でワット数を調整してくれるため、スマホだけを充電するなら20W以上、タブレットも充電したいなら30W以上の充電器を選びましょう。

急速充電器には、メリットだけでなくデメリットもあります。
急速充電器を長時間使用すると、バッテリーの寿命を縮める可能性があります。
普通の充電器でもそうなのですが、充電が終わったらスマートフォンからケーブルを抜いておきましょう。
また、充電中に操作すると、バッテリーの温度が上昇し、バッテリーの寿命が縮まる可能性があります。

急速充電器は、スマートフォンやタブレットを効率的に充電するために必要なアイテムの一つです。適切な出力電圧やワット数の急速充電器を選ぶことで、充電時間を短縮することができます。

素人(井上)からの質問

ケーブルって急速充電とかあるの?

あるで。ケーブルでも流せる電流の量が変わったりすっからな。まぁ、最近のケーブルやったら大体対応しとるで。

値段が高いほど充電が早い?

んなこたぁない。価格にはデザインや高速充電以外の付加価値だって反映されるやろ?
同時に2台充電できるとか、無線充電機能がついてるとかやね。
充電の早さだけに着目するなら、出力の大きさだけを見てやりゃええね。

おすすめの急速充電器

Anker PowerPort III Nano

¥1,780 (2023/05/01 10:53時点 | Amazon調べ)

AnkerのPowerPort III Nanoは、小型で持ち運びに便利な急速充電器です。
USB-C PDに対応しており、最大18Wの出力が可能です。
さらに、Ankerの独自技術であるPowerIQ 3.0を搭載しており、急速充電に対応していないデバイスでも最大3Aの出力を実現します。

AUKEY PA-Y18

AUKEY Swift 20W PA-R1は、USB-C PDに対応した急速充電器で、最大20Wの出力が可能です。
また、Quick Charge 3.0にも対応しており、急速充電に対応しているデバイスにも最適です。
さらに、折りたたみ式 プラグで持ち運びにも便利です。

Viviber  急速充電器

Vivberのこちらの充電器は、PD/QCどちらも対応した急速充電器で、最大20Wの出力が可能です。
Type A、Type Cの口が一つずつついているので、複数端末を同時に充電したい人におすすめです。

まとめ

急速充電は、スマートフォンやタブレットを頻繁に利用する人が急速充電に対応した充電器を使うことで、短時間でバッテリー残量を補充することができます。

一方で、急速充電はバッテリーへの負担が大きくなり、長期間使用するとバッテリー寿命が短くなる可能性があります。

毎日残量を使い切る程使う人には急速充電器は便利ですが、2~3日に一度程度で充電する人は、バッテリーを労ることを考えるなら通常の充電器でゆっくり充電してあげるのも、バッテリーを長持ちさせるコツです!

自分にはどちらの充電器があっているのか、考えてみてくださいね!